今のあなたの望みは何ですか?・・・・・と、
もし問われたら私は、こう答えます。
それは、
「スタバでキャラメルマキアートを、
オシャレ気取りで飲んでる人のすぐ横で、豚肉の生姜焼き定食を食べること。」
・・・・・と、迷わず言います。
それが私の初夢に最も近レアな夢だったのです。
いや、夢というより実際にこの場面を夢で体験しちゃったんだよね。(笑)
パソコンたたいてスタバにいる人に、
豚肉の生姜焼きのタレの匂いプンプン漂わせて、
ニンマリする夢を見てしまったんだよね。
何か爽快な気分になった。
この爽快さは、何故なんだろう?なんだろうねソレって。
自分の感性から言わせて貰えば、
これっぽっちもオシャレでも、特別空間でもないあの店で、
気取っている残念!な人景色。
はたまた、地方に新たに出来ると行列が出来てしまう・・・、
田舎もんが行列する・・・。
オリジナルグッズや福袋の買い占め騒ぎ、
これスタバ教に完全コントロールされちゃってる。
お店やブランドに、
マーケティングコントロールされる人たちの滑稽さ、
その社会現象にひねくれ者の血が騒ぐ。
そして、
正反対の昭和の喫茶店の代表作でもある「豚肉の生姜焼き定食」を、
夢にまで持ち出してきてしまった。
ああ、昭和の喫茶店は良かったなぁ~。
カウンターに座る常連さん。
様々な人間模様、各店ごとのカラーがあって情報の宝庫だった。
私の知り合い(女性)は学生の頃、喫茶店でバイトしてた時に、
お客さん同士の話を小耳に挟み、
「そうかぁ~、これからの時代は宅建かぁ~・・・」と、
一念発起で勉強し、今は大きな大きな不動産屋の社長さんである。
まさに、インターネットのアナログ玉手箱。
常連さん同士で野球のチームが出来たり、
スキーやスノボツアーがあったり、その店で出会った人が結婚したり、
奥のボックスにこっそり不倫のカップルがいたり、
二代目のボンクラ社長が一日インベーダーゲームやってたり、
年上が年下に奢ってくれたり、
そんな素敵な人間模様・社会模様が、今のカフェにあるか?
ダメだね!ダメ!ダメ!スタバはダメ!
スタバが大好きな人、それはそれでアンタの勝手。
でもボクのように嫌いな人も、いっぱいいるんだよ。
あ~何だかスタバのことは、もうどうでもいいや。
それより、
生姜とニンニク、
しょうゆとみりんの程よいバランスのタレがかかった、
鉄板の上で出てくる「豚肉の生姜焼き定食」食いたくなってきた。
きっと、あなたもそうだと思う。 暁光